紀伊半島の環境保と地域持続性ネットワーク 紀伊・環境保全&持続性研究所(三重県津市)
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 三重県津市白山町佐田の須磨河内池 


 三重県津市白山町佐田の須磨河内池は、丘陵地帯に入った「猪の倉温泉」にある。近鉄線の榊原温泉口駅から須磨河内池まで約2kmの道のりである。

 ため池の堰堤上に立って見ると、池の周囲の木々の新芽が萌え出る時期(4月中旬)であったので、そのみずみずしい風景は格別であった。池の向こうの青山高原の尾根筋には、風力発電の風車が回っているのが見える。

 ため池は、猪の倉温泉の一角にあり、温泉施設の窓からもこのため池が見られると思われる。そのため、ため池の放水路の周囲も含めて、除草などの管理が行き届いていた。

 

(写真をクリックすると拡大します)
三重県津市白山町佐田の須磨河内池
 須磨河内池の堰堤の上から、池の奥を見る。新芽が萌え出て美しい。
須磨河内池と背景の青山高原
 ため池の向こうに横たわって見える青山高原を少し拡大してみると、尾根筋に風力発電の風車が林立しているのが見える。このような自然と自然エネルギー発電施設の取り合わせも、このぐらいの距離から見ると、また面白いのではないかと思う。山岳地帯の風力発電施設の設置には、環境影響を十分に評価して行うことが必要である。
須磨河内池と隣接の温泉施設
 このため池は、猪の倉温泉の一角にあり、ため池に面して温泉施設が建てられている。コンクリートのビルのようなものではなく、外部から見て風景と解け合ったデザインだと思う。 
須磨河内池の堰堤の内壁
 須磨河内池の堰堤は土手であるが、内側にはコンクリートのブロックが張られている。 
須磨河内池の放水路
 ため池の放水路を堰堤上から見たが、猪の倉温泉の一角でもあり、除草など環境整備が行き届いていた。
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